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民泊適正推進機構<民泊ビジネス関連情報>

民泊のトコジラミ対策のポイント

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トコジラミは民泊にとって大きな悩みの種です。トコジラミは海外からの観光客の荷物や衣類に付いてきたり、他の宿泊施設から持ち込まれたりすることが多いです。トコジラミは繁殖力が強く、駆除が難しいので、早めに対策を取ることが重要です。トコジラミの対策のポイントは以下の通りです。

1:定期チェック
トコジラミの発生を早期に発見するために、定期的に部屋のチェックを行いましょう。トコジラミはベッドや布団、カーテン、家具の隙間などに潜んでいます。トコジラミの糞や血痕、皮脱ぎ、死骸などが見つかったら、注意が必要です。また、宿泊客からトコジラミに刺されたという苦情があったら、すぐに調査を行いましょう。



2:殺虫剤の噴霧と掃除機の吸引
トコジラミの駆除には、殺虫剤の噴霧と掃除機の吸引が効果的です。殺虫剤は市販のものでも効果がありますが、薬剤抵抗性のトコジラミも存在するので、複数の種類を併用するとよいでしょう。トコジラミの潜む場所に殺虫剤をしっかりと噴霧し、その後は掃除機で吸い取りましょう。掃除機の吸引力が届かない場所は、ブラシやヘラなどでこそぎ落としましょう。掃除機の中身は袋に入れて捨てるか、高温で処理することを忘れないでください。



3:加熱による殺虫
トコジラミの卵や幼虫は高温に弱いので、加熱による殺虫も有効です。布団や衣類、カーテンなどは洗濯機や乾燥機で高温で洗濯・乾燥しましょう。本や日用品などは、断熱袋に入れて熱風を送り、55度以上で2~3時間加熱しましょう。また、蒸気による加熱もトコジラミに効果があります。蒸気クリーナーなどを使って、トコジラミの潜む場所に蒸気を当てましょう。



4:忌避剤の使用
トコジラミの予防には、忌避剤の使用も効果的です。忌避剤はトコジラミを殺すことはできませんが、トコジラミの吸血を防ぐことができます。忌避剤は市販のものでも効果がありますが、ディートという成分が含まれているものがおすすめです。ディートはトコジラミの嗅覚を混乱させることで、吸血を妨げることができます。忌避剤はベッドや布団、カーテンなどに噴霧しましょう。


以上が、民泊のトコジラミ対策のポイントです。トコジラミは一度発生すると、他の部屋や建物にも広がる可能性があります。トコジラミの被害を防ぐためには、早期発見と早期駆除が重要です。


◆こちらもぜひご覧ください。
​≪講義ムービー≫トコジラミ被害の事前対応の勧め
https://www.youtube.com/watch?v=CtVXsS3ZErY


 

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