
民泊適正推進機構<民泊ビジネス関連情報>
空き家を有効活用!民泊として活用するためのステップ
ステップ1:物件の現状を確認する
まず最初に行うべきことは、対象となる空き家の現況確認です。建物の構造や老朽化の程度、水回りや電気設備の状態を確認し、民泊として使える状態かを見極めましょう。あまりに老朽化が進んでいる場合は、安全面からもまずは改修が必要です。また、民泊運営に必要な「玄関の鍵の施錠性」や「宿泊者のプライバシー確保」が可能な構造かも重要なポイントです。
ステップ2:地域のルールと規制を確認
民泊には「住宅宿泊事業法(いわゆる民泊新法)」のほか、「旅館業法」や「特区民泊制度」など、複数の制度があります。物件の所在地によって適用される制度やルールが異なるため、まずは以下の点を確認しましょう。
・自治体によって定められた民泊に関する条例
・営業可能日数の上限(住宅宿泊事業は年間180日までなど)
・近隣住民への事前説明の有無
ステップ3:必要な手続きを行う
制度に応じて、以下のような手続きが必要になります。
・住宅宿泊事業(民泊新法)の場合
住宅宿泊事業者として都道府県に届け出を行い、受理される必要があります。管理者が不在となる場合は、管理業務を委託する「住宅宿泊管理業者」との契約も必要です。
・旅館業法に基づく簡易宿所営業の場合
保健所への申請が必要で、設備や衛生基準もクリアしなければなりません。設備投資が大きくなるケースもあります。
・特区民泊の場合(国家戦略特区内)
対象エリア限定ですが、180日制限がなくなるなどのメリットがあります。自治体への申請が必要です。
ステップ4:設備や内装の整備
民泊として宿泊客を迎えるには、最低限の生活設備を整える必要があります。たとえば以下のようなものです。
・ベッドや布団などの寝具
・テーブル・椅子・食器類
・キッチン(簡易でも可)やバス・トイレ
・Wi-Fiなどの通信環境
加えて、室内の清潔感やインテリアも重要です。旅行者は「写真映え」を重視する傾向もあるため、内装にはある程度の工夫をこらすことで集客にもつながります。
ステップ5:運営体制と集客方法を決める
運営にあたっては、以下のような運用方針を固めましょう。
・チェックイン・チェックアウト方法
・清掃の手配(業者委託または自主管理)
・トラブル時の連絡体制
・多言語対応の準備
また、集客にはAirbnbやBooking.comなどの民泊予約サイトへの登録が効果的です。写真や説明文を丁寧に作成し、レビュー評価を高めることが成功の鍵です。
ステップ6:近隣住民との関係づくり
民泊は住宅地での営業となるため、騒音・ゴミ出し・マナー違反など、近隣住民とのトラブルが起きやすい側面もあります。事前にあいさつをして理解を得たり、ルールを明記したハウスガイドを設置することで、トラブルを未然に防ぐことができます。
