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インテリアデザイン

民泊適正推進機構<民泊ビジネス関連情報>

家具家電の選び方:壊れにくい・補充しやすい備品設計

1.民泊の家具家電は「見栄え」より「運用コスト」で選びます

民泊の家具家電は、購入時の価格よりも「壊れにくい」「掃除しやすい」「同じものをすぐ補充できる」ことが重要です。レビューに直結するのは清潔感と使い勝手ですが、運営側に効くのは交換の手間と在庫の安定です。つまり、見栄えを優先して一点物を入れるより、定番品を基準にして“入れ替え前提の設計”にしておくと、トラブル時も回り続けます。

2.選定の基本は3つの軸です

まずは軸を決めます。壊れにくさは「構造が単純」「可動部が少ない」「部品が入手しやすい」ものが強いです。補充のしやすさは「同一型番が長く売られる」「流通量が多い」「色やサイズが定番」のものが有利です。最後に清掃性は「布より樹脂・木」「凹凸が少ない」「水拭きできる」ほど現場が楽になります。この3軸で点数をつけるだけでも、選び間違いが減ります。

 

3.家具は“宿泊者が雑に扱う前提”で設計します

ソファやチェアは布張りより合皮や拭ける素材が無難です。布はシミが残りやすく、匂いも吸います。テーブルは角が欠けにくいもの、脚がぐらつきにくいものを選び、必要なら脚裏に保護材を標準装備にします。ベッドはフレームの強度が第一で、きしみが出にくい構造を選びます。マットレスは回転・交換がしやすいサイズにし、上に防水プロテクターを必須にすると寿命が伸びます。収納は「少ないが使いやすい」が正解です。引き出しは壊れやすいので、オープン棚やハンガーラック中心にすると故障が減ります。

4.家電は“高機能”より“定番機能”が事故を減らします

電子レンジ、炊飯器、ケトルなどは、操作が複雑だと誤操作・故障・問い合わせが増えます。ボタンが少ない定番モデルに寄せると、説明も短くできます。テレビは大画面より、リモコンの誤操作を減らす工夫が重要です。入力切替の迷子を防ぐため、配線を固定し、リモコンのボタンにシールで案内をつけるだけでトラブルが減ります。冷蔵庫は霜取りや臭い対策がポイントです。消臭剤を置くより、清掃しやすい棚構造と、拭き取りやすい内装を優先します。洗濯機を置く場合は、フィルター清掃が簡単なもの、糸くずが溜まりにくい構造を選びます。

 

5.消耗品・備品は“セット化”が補充しやすさのコツです

補充しやすい備品設計は、バラで考えず「セット」で揃えることです。例えばキッチンなら、皿・コップ・カトラリーを同シリーズで統一し、割れたら同じものを1個単位で足せるようにします。色や形がバラバラになると見た目が落ちるので、最初に定番シリーズを決めて固定します。寝具は同一サイズで統一し、シーツ・枕カバーは複数セットを常備します。タオルも色とサイズを統一し、補充が簡単な型にします。掃除道具も同じで、モップ、スポンジ、洗剤を標準化しておくと清掃品質も安定します。

 

6.壊れた時の“代替手段”まで一緒に用意します

民泊は壊れた瞬間に営業停止のリスクが出ます。特にドライヤー、ケトル、電子レンジは影響が大きいので、予備を一台置くか、近隣で即日調達できる型を選びます。また、説明書や保証書、購入履歴は運営者側で一括管理し、交換判断を早くします。部品交換で延命できるものは、パーツ番号を控えておくと便利です。リモコン、電池、電球、延長コードなどは“消耗品扱い”で在庫を持つのが現実的です。

7.最後に、備品リストは「型番・購入先・予備数」まで作ります

運営が回る備品設計のゴールは、センスの良さではなく、誰が見ても補充できる状態です。家具家電リストに、メーカー・型番・購入先リンク・購入価格・設置日・保証期限・予備数を入れます。さらに、割れ物は最低何個持つか、電池は何本常備するか、タオルは何セット回すかまで決めておくと、急な入れ替えでも品質が落ちません。壊れにくい・補充しやすい備品設計は、レビューの安定と運営者のストレス削減に直結します。最初の選び方で、民泊の利益体質が決まります。

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